保育ソーシャルワークについて

医療・福祉・教育の分野で注目されている「ソーシャルワーク」。近年では、保育の現場においても重要視する声が上がっており、保育ソーシャルワークに関するも多数出版されています。

ソーシャルワークとは

ソーシャルワークとは、生活上の困難を抱えている方がより良い人生を送れるように、福祉制度や福祉サービスなどの社会資源を用いて解決へと導く支援活動のことを指します。

福祉の理念に基づいた支援活動を保育の現場で活用するためには、保育の専門的な知識だけでなく、保護者の気持ちを受け止めながら、良好な親子関係を築く方法や養育に関する相談・アドバイスなど、あらゆる方面からサポートしていく必要があります。

保育ソーシャルワークが求められる理由

子どもを取り巻く環境の複雑化

核家族化や地域社会の希薄化、経済状況の悪化など、子どもたちを取り巻く環境は複雑化しています。その影響により、孤立した育児のストレスや苦しい生活のストレスが溜まってしまうと、親自身の問題に発展する可能性があります。親の問題を解決しないことには、子どもたちの負担を減らすことは困難です。子どもたちを取り巻く問題を一つひとつ解決へと導くためには、ソーシャルワークの知識や技術がカギとなります。

地域との関係性の深まり

2008年の児童福祉法の改正により、保育所の役割は一層広がりつつあります。密接な養育のパートナーとしての役割が求められ、入所者以外の地域の子育て支援も担うようになりました。「地域子育て支援」に積極的に取り組んでいくために、認定こども園の普及も促進されています。今後、相談支援の場や機会が増えることも考えると、保育ソーシャルワークの必要性はより高まっていくと予測できます。

保育ソーシャルワークの担い手となるために

未来のある子どもたちが幸せに過ごせるように、保育の現場で必要とされるソーシャルワークの知識を身につけたい方は、自分のペースで学べる書籍がおすすめです。本の場合、休憩時間や就寝前の読書タイムなど短い時間を利用して、自分に必要な部分のみ抜粋して情報が得られるので、日々多忙な保育士にもピッタリです。

保育に関する知識や技術に加えて、ソーシャルワークの知識も兼ね備えている保育士は、子どもとそのご家族の力強い味方になれます。

風鳴舎では、保育ソーシャルワークの考えや方法をわかりやすく教えてくれる本も刊行しておりますので、是非お役立てください。