保育士実技試験の注意点と心得

保育士を目指し、国家資格を取得するために日々勉強に取り組んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。
独学で行っている方は、わかりやすい保育士問題集保育士過去問題集をお探しの方もいらっしゃるでしょう。保育士資格を取得するためには、筆記試験と実技試験の両方をクリアしなくてはなりません。筆記試験で全科目合格となった後に、実技試験を受けることができます。
こちらでは、実技試験の注意点や心得についてご紹介致します。

音楽

音楽の実技試験では、幼児に歌って聞かせることを想定しながら、楽器を用いて弾き歌いをします。
課題曲は毎年異なりますが、ピアノ・ギター・アコーディオンのいずれかで演奏し、ピアノ以外の楽器は持参する必要があります。
アコーディオンは独奏用、ギターはアコースティックギターを使用します。弾き歌いの際は、伴奏を間違えても途中、演奏を止めないのが理想です。人前で弾くことに緊張を覚えるのであれば、家族や友人に協力してもらい、練習して慣れておくようにしましょう。

絵画

絵画では、情景や人物などの描写や色使いなど、保育士として必要な造形表現ができることが課題です。
表現に関する問題は、試験当日に提示されます。鉛筆かシャーペン・色鉛筆・消しゴムを持参し、用紙の種類は当日提示となりますがサイズはA4です。試験時間は45分となっているので、時間配分を考え、わかりやすい絵をということを意識しながら練習しましょう。
何のシーンを描いているかが伝わるように、色は明るめで濃く、線ははっきりと丁寧に描くことをおすすめします。人物の表現はアニメ(漫画)のような表現にならないよう気をつけましょう。

言語

言語では、ここ数年は3歳児クラスの子どもに、3分間のお話しをすることを想定して行われています。保育士として適切な声の出し方や表現上の技術など、幼児に対応した話し方ができることが課題となります。20人ほどの子どもの前で話すことを想定して行うこととされ、絵本や道具などの使用は不可となります。使用した場合は不正行為とみなされ、3年以内の期間受験できなくなる可能性もあるので要注意です。合格基準は上手い下手ではなく、「子どもに伝える」ということにあります。読み聞かせが苦手な方は、図書館などで行われるお話し会に参加し、子どもがどんな話し方やしぐさに興味を示すか注目してみましょう。(児童福祉法施行規則により)

実技内容は音楽・絵画・言語から出題され、そのうちの2教科を選びます。

風鳴舎の『保育士精選過去問題集』の、科目「保育実習」の解説は、実技試験の内容も考慮した解説となっていますので、是非ご活用ください。