月別アーカイブ: 2017年8月

ami-3
国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ 03

子どもから始まる新しい教育

マリア・モンテッソーリ 著/AMI友の会NIPPON 監訳

モンテッソーリ・メソッド確立の原点

2017年8月3日発売

A5判/144ページ
本体価格2,000円+税
ISBN 978-4-907537-08-1

kakomi_ami
国際モンテッソーリ協会(AMI)が、
モンテッソーリ教育の正しい認知と普及のために刊行した
ブックレットシリーズの日本語版です。

すべては子どもが教えてくれた

汐見稔幸先生(◆東京大学名誉教授・白梅学園大学学長)おすすめ
—混乱した時代に、もう一度原点に戻って教育や子どものことを考えることが
どれほど大切かを見事に示してくれた本。

【内容】

第1章 教育の四段階
 発達と教育の関係
 第一段階の特徴
 自由とは何か?
 不必要な援助
 第二段階の発達
 何が良いか?悪いか?
 幅広い社会とのつながり
 文化の伝え方
 発達の第三段階
 発達の第四段階

第2章 子ども
 過去の過ち
 治療法
 子どもの家
 新しい教育の素晴らしい結果
 すべての教育法への鍵
 新しい教師

第3章 教育の再構築
 新しい道を示す子どもたち
 人間の半分、子ども
 インカーネーション
 社会貢献する子ども達
 社会共通の法則
 子どもだけに見られる能力
 新しい教師
 新しい希望

第4章 「子どもらしさ」の二つの側面

第5章 適応の意味

第6章 道徳と社会教育
 道徳と社会教育
 援助を拒む子どもたち
 より高い困難性を求める子どもたち
 ボーイスカウト
 より豊かな関係の中へ

おわりに

◆著者について

マリア・モンテッソーリ

by Maria Montessori
1870-1952年

イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果、このメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている。戦後は平和教育に注目したことからノーベル平和賞に三度ノミネートされる。1952年にオランダにて逝去。—幼い子どもは「私たちの未来の希望である」とはモンテッソーリの深く永続する信念である。

国際モンテッソーリ協会とは

Associaton Montessori Internationale(AMI)

マリア・モンテッソーリ自身と子息マリオが1929年に設立した団体で、グローバルな視点に立った子どもの真の理解者を増やす平和活動を実践している。具体的な活動は、世界共通のモンテッソーリ教育カリキュラムと教具の質の維持と向上、教師養成者(トレーナー)の育成、そして貧困、差別、戦禍に苦しむ子どもたちへの教育環境作り、認知症の治療プログラムなど、幅広い内容の活動をユネスコやNGOとコラボレーションしている。本部はオランダにあり毎年4月、アムステルダムで会員総会が開かれる。
https://www.montessori-ami.org

AMI友の会NIPPONとは

2013年4月、国際モンテッソーリ協会本部(AMI)より正式に関連団体(Aliate Society)として認証された日本で唯一の団体。当会員になることでオランダのAMI本部の会員にもなることができる。モンテッソーリ教育の普及と発展を目指し、国内外で実施されているモンテッソーリ関連の情報提供、セミナー等の企画運営、講師派遣、未翻訳のモンテッソーリ資料の翻訳・出版を主な活動としている。発足以来 、会員には年6回の会報(メールニュース)が届き、また会員に限らず低価格でバラエティに富んだセミナーに参加できるワンコインの会を開催している。
http://www.amitomo.org/

■翻訳 深津高子

hattatsu2017

気になる子の本当の発達支援

市川 奈緒子 著

対応が難しいとされてきた子どもへのサポートの仕方を
長年研究・実践してきた著者が
ようやくその原理を公開した待望の本。

新版になりました!

2017年8月3日発売

B5変判
本体価格1,700円+税
ISBN 978-4-907537-11-1

アスペルガー障害や自閉スペクトラム症(ASD)、
注意欠如多動症(ADHD)などの発達障害の子どもたち、
診断名は出ていないけれど発達が気になる子どもたち、
そして定型発達の子どもたち、全員が一人ひとり違う
発達の特徴を持っています。

こういう時はこうすべき、といった単純なノウハウなど
あてはまるわけがありません

保育士・幼稚園教諭のための
『発達が気になる子』への本当の支援の方法が
わかる本です。

保育者の「子ども理解」とは?「気になる子」が育ちの中で負ってしまいがちな困難とは?

【内容】

■第1章 「発達の気になる子ども」の支援

保育者は「障害児を含めた」子どもの専門家
「見えないもの」を見る〜子どもの気持ちを理解するために〜
生まれつきの発達特性を知る
脳の覚醒レベル〜脳はいつも目覚めているわけではない〜
触覚・聴覚の過敏性〜過敏な子どもはここで苦労している〜
感覚と運動の協応〜「…しながら〜すること」が難しい〜
理解の違い・記憶の違い
相手の意図の理解〜「空気が読めない」子ども〜
ほかの人とはひとあじ違う「その子なりの」得意と苦手がある
衝動性とコントロール
育ちの中の「未学習」〜適切な行動を学べずに大きくなる子どもたち〜
育ちの中の「誤学習」〜不適切な行動を学んで大きくなる子どもたち〜
園の中で見られる誤学習〜園の中での困った行動の多くは「誤学習」〜
「私ってダメな子?」〜子どもは悩んでいる〜
「家庭のせい」にしていませんか?
「問題」は保育を見直すきっかけ
子どもを観察するときの4つのポイント〜子どもの何を見るのか〜
保護者から「特別扱いしないで」と言われたら?

■第2章 発達の気になる子どもの保護者支援

「発達の気になる子ども」の育児の難しさ
「発達の気になる子ども」のわかりにくさが親を苦しめる
親は気付いている
障害受容とは〜「障害受容」についての基本的な知識〜
障害受容の困難さは社会のせい
保護者は傷ついている
保護者のバリア〜保護者が「気付いていない」「気にしていない」ふりをするとき〜
子どもを支援することが一番大きな保護者支援
専門機関の「効能」知っていますか?

■第3章 インクルーシブな社会に向けて

統合保育の歴史と「気になる子ども」
発達障害の「早期発見・早期対応」
家庭との「共通理解」
発達障害の診断について
保育者の専門性と子ども支援
保育者の「子ども観」を拡げる
「問題」を子ども個人から関係性へ
インクルーシブ保育の意義とは

市川奈緒子 プロフィール

白梅学園大学・白梅学園大学大学院准教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程中途満期退学。

保健所の健診業務から、発達支援の仕事に携わり、幼児の小規模通所施設の非常勤心理士を経て、社会福祉法人からしだね うめだ・あけぼの学園(児童発達支援センター)に心理士として入職。小規模通所施設時代から、多くの保育園・幼稚園・学童保育所に巡回相談員として関わる。うめだ・あけぼの学園では、保育園・幼稚園のほか、特別支援教育に向けての体制作りをしている小学校のコンサルテーションも担当するようになる。

2010年より現職。「目の前の子どもから学ぶことのできる」保育者の養成を目指して学生指導を行っている。現在、2つの保育園で、保育者とともに子どもと保育について研究しているほか、社会福祉法人正夢の会の児童発達支援事業所にてスーパーバイザーと療育を担当している。その他、小平市の小中学校のチーフ巡回相談員かつ特別支援教育専門委員、八王子市特別支援教育推進計画アドバイザー、世田谷区発達障害支援計画アドバイザー。