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国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ04 忘れられた市民 子ども
国際モンテッソーリ協会(AMI)公認シリーズ 04

忘れられた市民 子ども

マリア・モンテッソーリ 著/AMI友の会NIPPON 監訳

モンテッソーリ・メソッド確立の原点

2018年8月1日発売

A5判/124ページ
本体価格2,000円+税
ISBN 978-4-907537-09-8

kakomi_ami
国際モンテッソーリ協会(AMI)が、
モンテッソーリ教育の正しい認知と普及のために刊行した
ブックレットシリーズの日本語版です。

保護される主体。自己形成する主体。
両面を見事に統一した子ども論。

汐見稔幸先生(◆東京大学名誉教授)おすすめ
子どもは社会を構成する一員であるという考えを、わが国近代は
うまく取り入れることができなかった。市民とは何かがよくわかる好著。

【内容】

第1章:平和と教育
マリア・モンテッソーリによる一九三二年ジュネーブでの講演
平和という問題
戦争と平和の違いを理解すること
伝染病と戦争
ペストから新しい生き方へ
人々が抱える倫理の問題
大人と子どもの闘争
新しい教育の必要性
環境による無限の可能性…二次元から三次元へ
未来のヴィジョンをもって目覚める時

第2章:モンテッソーリが訴える永遠の問題
子どもの権利宣言(一九五九年)
「子どもの権利宣言」(一九五九年)
「子どもの権利宣言」の広報
マリオ氏によるコメント
「子どものための政党」の目的
未来への一歩
1. 子どものための政党
2. 子どもの世紀 
3. 問題を理解する
4. 自然界のたとえ
5. 忘れられた市民
6. 子ども省

付録 世界人権宣言

第3章:忘れられた市民 子ども
「忘れられた市民 子ども」
子どもの自己肯定感について
エピローグ
おわりに

◆著者について

マリア・モンテッソーリ

by Maria Montessori
1870-1952年

イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果、このメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている。戦後は平和教育に注目したことからノーベル平和賞に三度ノミネートされる。1952年にオランダにて逝去。—幼い子どもは「私たちの未来の希望である」とはモンテッソーリの深く永続する信念である。

国際モンテッソーリ協会とは

Associaton Montessori Internationale(AMI)

マリア・モンテッソーリ自身と子息マリオが1929年に設立した団体で、グローバルな視点に立った子どもの真の理解者を増やす平和活動を実践している。具体的な活動は、世界共通のモンテッソーリ教育カリキュラムと教具の質の維持と向上、教師養成者(トレーナー)の育成、そして貧困、差別、戦禍に苦しむ子どもたちへの教育環境作り、認知症の治療プログラムなど、幅広い内容の活動をユネスコやNGOとコラボレーションしている。本部はオランダにあり毎年4月、アムステルダムで会員総会が開かれる。
https://www.montessori-ami.org

AMI友の会NIPPONとは

2013年4月、国際モンテッソーリ協会本部(AMI)より正式に関連団体(Aliate Society)として認証された日本で唯一の団体。当会員になることでオランダのAMI本部の会員にもなることができる。モンテッソーリ教育の普及と発展を目指し、国内外で実施されているモンテッソーリ関連の情報提供、セミナー等の企画運営、講師派遣、未翻訳のモンテッソーリ資料の翻訳・出版を主な活動としている。発足以来 、会員には年6回の会報(メールニュース)が届き、また会員に限らず低価格でバラエティに富んだセミナーに参加できるワンコインの会を開催している。
https://www.amitomo.org/

■翻訳 深津高子

“体験”が感性を育む 造形あそび

“体験”が感性を育む 造形あそび

ぼくたち、あたしたちに必要なのは感じる“体験”!!

◎深谷ベルタ

汐見稔幸先生推薦!!

2018年5月22日発売

B5変/4C/写真満載
本体価格1,850円+税
ISBN978-4-907537-07-4

【本書の内容】

ぼくたち、あたしたちに必要なのは感じる“体験”!!

青山こどもの城で20年間保育士として「造形」に関わってきたベルタ先生による造形あそびの本。こども達との造形活動の実践満載。全ページフルカラー総写真。”粘土を投げる・踏みつける”に始まり、粘土に色を塗る、高く積み上げる、土に色をつける、葉っぱ串、葉っぱをコラージュする、他の素材と合わせる、画用紙で帽子を作るなどなど・・・。紙面からはみ出そうなこども達のめいっぱいの動きと感性を、美しく斬新なベルタさんによる写真でお伝えします。全TIPSに造形の「発想のPOINT」も。

造形とは、作品を作ることではありません。造形に必要なのは材料ではなく「素材」です。その素材を感じること、感じるために何かのアクションを起こすこと。「体験が感性を育む」造形本です。

【目次】

[Part1]造形あそび…こども編
第1章 土粘土とあそぶ
第2章 自然・葉っぱ、実、花、枝とあそぶ
第3章 紙とあそぶ
第4章 毛糸とあそぶ

[Part1]造形あそび…大人編
第5章 色であそぶ
第6章 自然・葉っぱ、実、花、枝であそぶ
第7章 紙であそぶ
第8章 毛糸であそぶ

あとがきにかえて
深谷ベルタ×汐見稔幸先生 対談

深谷ベルタ(HUKAYA Berta) プロフィール

「1954年ハンガリー生まれ。国立のEotvos Lorand Tudomanyegyetem/Eotvos Lorand University(日本では通称“ブダペスト大学”)文学部心理学科卒(1979年、心理学修士)。同年8月に日本人夫と来日、永住者となる。1988年9月から財団法人児童手当教会、通称、青山『こどもの城』保育研究開発部に就職。約20年間、保育者として働く。『化け比べ』と題する日本の昔話再話集をイラスト入りで出版(1999年)。その他日本の文化を伝える翻訳の仕事を多数手がける。国立国歌図書館国際子ども図書館でハンガリーの絵本選定、現役保育者向けのワークショップや研修、ペーパーコラージュによる作品制作、子ども向けのアートイベントにもかかわる。2000年以降大妻女子大学で非常勤講師。2007年4月から千葉明徳短期大学(保育創造学科)教授。「こどもと文化」「造形表現」等を担当。2013年秋以降千葉県内で造形遊びを保育現場に提供する独自のプロジェクト「あそぼうカー」の活動を開始。日本の保育の現状と未来、表現教育に特に強い関心がある。  趣味は、以前には織物や陶芸、植物を育てること。今は音楽を聞くこと。最近はとりわけネイティブ・アメリカン(南米北米共に)の音楽やインディアン・フルートの音色がお気に入り。身近な自然に接すること、人を観察すること、歩くこと、写真を撮ること。生き物(人間も!)もアートもお気に入り。特に植物、子ども、学生等の写真をいつもスマートフォンで撮っている。2児(男子)の母。夫は言語学者。