『モンテッソーリは語る』 新しい時代を生きる人を育てるために
『モンテッソーリは語る』 新しい時代を生きる人を育てるために
マリア・モンテッソーリ 著/AMI友の会NIPPON 訳・小川直子 監修
シリーズ完結最終巻
2021年8月4日発売
A5判/100ページ
ISBN:978-4-907537-10-4
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モンテッソーリが亡くなる3年前にイタリアのサンレモで語ったモンテッソーリ教育の世界観
すべての大人へモンテッソーリが贈るエール
汐見稔幸先生(◆東京大学名誉教授)おすすめ
子どもは社会を構成する一員であるという考えを、わが国近代は
うまく取り入れることができなかった。市民とは何かがよくわかる好著。
【目次】
1949年サンレモにて
■第1章:幼児期の子どもたちが持つ創造的な可能性について
教育の基本姿勢は」育むこと
子どもが自然に育つ力
■第2章:時間と空間を超えた人類の連帯について
子どもが持っている豊かなエネルギー
人は他人に支えられて生きるもの
物語は児童期の教育に不可欠
先人たちの生き様に思いを馳せる教育
■第3章:吸収する精神
新しい教育者
■第4章:子どもを介して世界が一つになること
教師の責任
◆著者について
マリア・モンテッソーリ
by Maria Montessori
1870-1952年
イタリア最初の女性の医師。精神医学、哲学、人類学、心理学など幅広い知識と経験を兼ね備え、鋭敏な観察眼を通して、子どもたちを観るうちに人間にはある共通した「発達の法則」があることを発見した。1907年、ローマのスラム街サンロレンツォ地区に貧しい子どもたちのための「子どもの家」を開設し、そこでの試行錯誤の結果、このメソッドは瞬く間に世界各地に広まり、100年たった現在も世界中で高い評価を得ている。戦後は平和教育に注目したことからノーベル平和賞に三度ノミネートされる。1952年にオランダにて逝去。—幼い子どもは「私たちの未来の希望である」とはモンテッソーリの深く永続する信念である。
◆訳者プロフィール
AMI友の会NIPPON(Friends of AMI NIPPON)
モンテッソーリ教育を普及する一般社団法人として2012年7月に設立され、翌年4月にオランダにある国際モンテッソーリ協会(AMI)より正式に関連団体(Affiliate Society)として認証された日本で唯一の団体。主な活動は国内外で実践されているモンテッソーリ関連の情報提供(乳幼児/小学校/思春期/高齢者の認知症ケア等の養成コースのご案内)、セミナー等の企画運営、講師派遣、未翻訳のモンテッソーリ資料・書籍の翻訳・出版などである。当会員になると年4回のメールニュースが届き、会員価格で書籍購入やセミナー参加ができ、またAMI本部の会員となり世界におけるモンテッソーリ教育の普及を支援することができる。
Email amitomo@arion.ocn.ne.jp
http://www.amitomo.org/
◆監修者プロフィール
小川直子
モンテッソーリ教育を普及する一般社団法人として2012年7月に設立され東京都出身、米国メリーランド州在住。東京学芸大学幼稚園科卒業。保育士・幼稚園教員免許・小学校教員免許取得。その後東京国際モンテッソーリトレーニングセンターにてモンテッソーリ3-6歳ディプロマ取得。
米国ロヨラ大学にて教育学修士取得、AMI(国際モンテッソーリ協会)3-6歳トレーナー認定。
ウィスコンシン州にてAMI6-12歳ディプロマ取得。日本、フィリピン、中国、アメリカでトレーニングコース・アシスタントコース開催。
AMI3-6歳トレーナー・AMI/USA コンサルタント・3-6歳クラス教師・3-6歳コース試験官。