この本の原書は、昨年、マリア・モンテッソーリの書庫から没後67年にして新たに発見されました。
これまでのモンテッソーリ本人の著作は硬い専門書が中心でしたが、
子育て中の母親・父親に向かってモンテッソーリ本人がやさしく語りかける初めての本となります。
本書の発見は、原書版元ピアソン社の社長、アレキサンダー・ヘニー氏に
"serendipity!!(セレンディピティ=素敵な偶然/新たな価値の発見!)"と叫ばせたほど嬉しい出来事でした。
「子どもへの態度を変えてほしい」とモンテッソーリは何度も訴えています。
今の日本で日々起きている、家族間での痛めつけ合い・愛する人を傷つける事件は、
子どもの頃からの親子関係、大人と子どもの関係の修復を必要としているのかもしれません。
子育て中のパパ・ママ、保育関係者の皆さまに読んでみてほしい本。
【内容】
第1章 子どもの環境
第2章 教育における新しいメソッド
第3章 愛しすぎる親
第4章 子どもたちは遊びより仕事を好む
第5章 子どもの秘密はそのままに第6章 子どもはあなたより知っている
第7章 運きを通した新しい教育
第8章 発達に
援助が必要な子どもたち
第9章 子どもの人格形成
第10章 子どもは自分の仕事を持っている
第11章 まわりから学ぶ子ども