




ありそうでなかった、"これからの子育て支援"の本
女性の社会進出、核家族化といった社会の変化に伴い、近年では子どもの預け先の問題をはじめ育児不安の増加など、子育てに関するさまざまな問題が生じています。
法改正では保育園や幼稚園に子育て支援の義務化が明記はされましたが、まだまだ具体的支援策が足りない状況が続いています。本書では巻頭カラー+ところどころで子どもと子育て支援にまつわるデータを提示、保護者たちが実際に求めている支援・子どもたちの状態・足りていないこと、についてあぶりだし、今後の方向性を提案。
日本保育学会会長の汐見稔幸先生ご夫婦によるご自身の子育てのお話も面白く、助産師会元会長の山本詩子先生による妊娠期からの支援の視点も非常に新しいものになっています。
編著者:土谷みち子 プロフィール
関東学院大学 教育学部教授。専門は、臨床発達心理学・保育学。臨床発達心理士資格。
企業立の民間家庭教育研究所において未就園の親子教室運営や発達相談・研究に17年半従事。地域臨床活動:横浜市子育て支援拠点スーパーバイザー(神奈川区・港南区・戸塚区等)。こども家族早期発達支援学会顧問、厚生労働省子ども・子育て支援推進調査企画評価委員。NPO法人「こどもと未来〜おひさまでたよ〜」 理事長。
著者
汐見稔幸:東京大学名誉教授。日本保育学会会長。専門は教育学、教育人間学、育児学。
汐見和恵:家族・保育デザイン研究所所長。フレーベル西が丘みらい園元園長。
野井真吾:日本体育大学教授。
山本詩子:山本助産院院長。日本助産師会元会長。