ほめない、叱らない、声かけをしない。脳を育む「親子の会話」について解説します。
親子の会話が子どもの脳の発達に影響を及ぼすことを明らかにした研究結果は、日本でも話題になりました。
本書は、このことを日本で紹介した「3000万語の格差」の日本語版解説者であり、子育て支援の現場でもたくさんの親子たちと関わってきた著者が、親子の会話の重要性と0歳から就学前までの親子の具体的な関わり方について、日本の親御さん向けにわかりやすく丁寧にまとめた本です。
子どもの年齢、発達のステージ別に、子どもを伸ばす親の会話の仕方をまとめています。
無料で最も効果的な早期教育・・・それは親子の会話でした。
子どもの脳を育み、良好な親子関係も築くことができる親子の会話のレシピ50を、
すべての親御さんとお子さんにお役立ていただけましたら幸いです。
プロフィール
著者:高山静子(たかやましずこ)
東洋大学大学院 ライフデザイン学研究科 教授
子育て中に保育士資格を取得し保育士に転職。保育園を退職後に子育てひろばを始め、保護者と共に全国にその活動を広げる。平成20年より保育者の養成と研究に専念。平成25年4月より東洋大学。教育学博士(九州大学大学院)。
著書に『3000万語の格差――赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ』(解説:ダナ・サスキンド著、掛札逸美訳)、『改訂 保育者の関わりの理論と実践』、『学びを支える保育環境づくり』、『子育て支援ひだまり通信―遊びとしつけの上手なコツ』、『改訂 環境構成の理論と実践』、『子育て支援の環境づくり』 (いずれも単著)など。